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スーモカウンターの解説と評判|基礎知識は手に入りますが、紹介される建築会社には不満が残ります

スーモカウンター注文住宅

スーモカウンターは注文住宅に関する初期知識を手に入れるのに最適な場所です。

専門のアドバイザーが注文住宅を建てる流れをイチからきっちり説明してくれます。スーモカウンターは直接住宅を建てるわけではないので、中立的な立場で話してくれるのが嬉しいポイント。

ただ、あまり信用しすぎるのも良くありません。

私が利用した際は、明らかに紹介してくる住宅メーカーに偏っていました。1時間半もヒアリングを重ねたにも関わらず、強くプッシュしてくる住宅メーカーは希望からかけ離れていたのです。

スーモカウンターは、メリット/デメリットがはっきりしています。

上手く利用できるところは利用して、適度な距離をとっておくのがオススメです。

スーモカウンター注文住宅の基本情報

スーモカウンターは「理想の建築会社を紹介」をコンセプトにしています。

全国の主要都市に年中無休で点在しているため、利用したいときに気楽に出向くことが可能。

  1. 公式HPから予約する
  2. 当日に来店する

この2ステップだけで、簡単に利用することが出来るのです。

SUUMOカウンター注文住宅の予約

注文住宅に関する相談が何でもできる

スーモカウンターは、注文住宅に関する相談全てに対応しています。

建築会社の紹介だけでなく、予算の考え方や、土地の探し方でもOK。極論、

「なんとなく家を買おうと思ってるんだけど、注文住宅か建売かマンションかも決まってない。何から始めれば良いかも分からない」

みたいな状態でも大丈夫です。

スーモカウンターは、

「建築会社やマンション事業者への、ファーストインプレッションの紹介で広告費を取る」

という業務形態なので、どこにも連絡していない人はむしろ歓迎されています。

あなたに合った建築会社を紹介する

スーモカウンターの主目的は「建築会社への斡旋」です。

2時間の面談の中で、あなたの予算やデザインの希望をしっかりヒアリングしてくれます。面談の最後では、担当者が「あなたに合う」と分析した建築会社を10社ほど提示してくれます。

その10社のカタログを見つつ、気に入った会社があればその場で予約。

建築会社のモデルハウスまで出向いて打ち合わせをすることはもちろん、移動が面倒ならばスーモカウンターまで来てもらうことも出来ます。加えて、もし合わなかった場合はスーモカウンターに連絡すれば断りの代行もしてくれるため利用は気楽です。

ただ、本当の意味で「あなたに合った建築会社を紹介してくれる」かは微妙なところ。

後述のデメリットの項目で詳しくお話しますが、私が利用した際は、どう考えても高額な建築会社に無理やり紹介しようとする意思が透けて見えていました。

全ての相談は"無料"で利用可能

スーモカウンターは何度利用しても"無料"です。

と言うのも、スーモカウンターは「建築会社から販売促進費をもらっている」と公言しています。家を建てる人からではなく、建築会社からお金をもらっている訳ですね。

スーモカウンターのメリット

加えて、スーモカウンターは、

「スーモカウンター注文住宅が紹介したお客様も、紹介されていないお客様と同じ条件で商談・契約を行うこと」

という登録要件を建築会社に課しています。

そのため、表面上は、スーモカウンターを使うデメリットは何一つ存在しないことになるのです。

そう、表面上は。

ここからは、スーモカウンターを実際に訪れて分かったメリット/デメリットを解説していきます。

スーモカウンターを実際に訪れて分かったメリット/デメリット

スーモカウンターには「メリット」と「デメリット」が確実に存在します。

私が実際に訪れて感じたのは、以下のイメージ。

【メリット】
→注文住宅の知識をゼロから手に入れられる。体系化されたマニュアルが分かりやすい。

【デメリット】
→紹介してくれる建築会社が明らかに操作されている。おそらく、販売促進費が高い順。

それでは、1つずつ解説します。

【メリット】初期知識を手に入れられる

スーモカウンターに限らず、リクルート社のマニュアルは凄まじい。

「ゼクシィ相談カウンター」や「リクナビエージェント」などのリクルート系列のサービスを利用したことがある人なら分かると思うのですが、めちゃくちゃ分かりやすい資料を用意してくれています。

SUUMOカウンターでもらえる資料

上記はスーモカウンターで実際にもらえる資料です。

資料の中には、

  • 予算の考え方
  • 家が建つまでの流れ
  • 建築会社のチェックポイント

などが記載されており、資料の通りに家づくりを進めていけば大きな失敗をすることはありません。

「何も分からないし、誰かイチから教えてくれ!」

って考えている人には、スーモカウンターが最適なサービスなのです。

【デメリット】紹介してくる建築会社には意図がある

ただ、紹介してくる建築会社には確実に「意図」が隠されています。

例えば、私はスーモカウンターでの面談で、希望する建築会社への条件を3つ伝えました。

  1. ブランド力はいらない
  2. ある程度の性能重視
  3. 坪単価は60万円まで

総括すれば「コスパの良い優良工務店」みたいなニュアンス。そういった隠れた名工務店を聞くのも目的の1つだったのです。

ところが、スーモカウンターに紹介された建築会社は以下の8つ。

  • ヘーベルハウス(坪単価80万円~)
  • 三井ホーム(坪単価80万円~)
  • 積水ハウス(坪単価80万円~)
  • 住友林業(坪単価80万円~)
  • 住友不動産(坪単価65万円~)
  • ヤマト住建(坪単価50万円~)
  • タマホーム(坪単価40万円~)
  • ゼロホーム(坪単価35万円~)

8社中5社が予算オーバー。ほとんどが有名な全国規模のハウスメーカーです。デザインとか雰囲気が合わないなら仕方ありませんが、予算なんて明確に数字に表れているのに、その前提すら無視してくる始末。

「えっ?これ、ほとんど条件に合ってないですよね?」と確認すると、

「でも、やっぱり高いところの方が良い家が建つんですよー!」

とのこと。

そりゃそうでしょう。1億円払えば良い家が建つのは当たり前。でも、私は限られた予算の中で、少しでも自分に合った家が建てたくて相談に来ている訳ですから、この建築会社のラインナップは受け入れられません。

ただ、後から調べて見れば、このラインナップも当たり前だったのです。

実は「スーモカウンターが受け取っている『販売促進費』は、建築会社によって違う」のです。

個別に設定されているのであれば「広告費が高い建築会社」を優先的に斡旋していることになります。伝え聞いた話では「建築費用の5%」ですが、これも結局は「総額費用が高い建築会社」を優先的に斡旋することになります。

他にも、ある工務店では、

「◯◯市での建築では、うちの工務店を必ず提示してもらうようにしている」

というお話も聞けました。

「中立な立場で紹介」というの"ウリ"でしたが、やはり営利サービスである以上「本当の意味での中立」は求められないと考えた方が良いでしょう。

押し売りが苦手な方は「タウンライフ家づくり」がオススメ

スーモカウンターと並ぶ人気サービスに「タウンライフ家づくり」が存在します。

サービスの内容はスーモカウンターと似ています。

「あなたに最適な建築会社を見つけられる」

がコンセプト。ただ、スーモカウンターとは違い、あなたが選んだ建築会社から、

  1. デザインカタログ
  2. 間取り提案
  3. 簡単な見積もり

この3つが家にいるだけでもらえるサービスです。

自分で建築会社を選べる

スーモカウンターとの最大の違いは「押し売りされない」という点。

先に書いたように、スーモカウンターではスーモ側が提案してきた会社としか繋がることが出来ません。「◯◯ホームが気になってるんですよ」と伝えても、スーモ側に利益がない限りは紹介してくれないのです。

その点、「タウンライフ家づくり」は違います。

タウンライフ家づくりでは、希望の地域に力を入れている建築会社が一覧で表示されます。

タウンライフ家づくりのオススメ

出典:タウンライフ家づくり

建築会社をタップすると、「会社概要」や「建設事例」が表示されます。

気になる建築会社はいくつでも選べるため、片っ端から申し込んでもOKです。

タウンライフ家づくりでタマホーム

タウンライフ家づくり(タマホーム)

家にいるまま見積もりが届く

スーモカウンターと違い、現地まで出向く必要がないのも嬉しいメリットです。

「タウンライフ家づくり」は、申し込むまでが少し面倒くさいサービスです。スマホで申し込む場合には、

【入力項目の一例】

  • 何階建てを希望するか
  • 居住人数の予定
  • 部屋はいくつ欲しいか
  • LDKの広さの目安
  • 土地は持っているか
  • 土地がない場合の予算

未定の場合は大体でOK

ここまで細かい情報を伝えなければいけないのです。

申し込み項目の例

出典:タウンライフ家づくり

だけど、だからこそ相談に出向かなくても大丈夫。

これだけ詳しい情報を入力するからこそ、家にいるままで、

  • デザインカタログ
  • 間取り提案
  • 簡単な見積もり

この3つが自宅に届けてもらえるのです。

 

資料の画像

 

 

もちろん、気になった提案があれば、そこから建築会社に連絡すればOK

実際にハンコを押して契約するまでは1円もかかりませんから、建築会社選びのサービスとしては最適なのです。

【タウンライフバナー】

【タウンライフボタン】

スーモと比べた場合のメリット/デメリット

「スーモカウンター」と「タウンライフ家づくり」は似たサービスです。

2つのメリットデメリットを比べると、以下のようなイメージ。

【スーモカウンター】
→店舗まで行く必要があるが、分からないことはすぐに聞ける。建築会社とも対面で打ち合わせする必要がある。

【タウンライフ家づくり】
→家にいるまま建築会社と繋がれるが、分からないことをすぐに聞けない。自分の好きな会社とだけ連絡を取れる。

どちらが好きかは好みです。

私は両方利用しましたが、正直、スーモカウンターはなくても良かったかなと思っています。

基礎知識としては意味がありましたが、やはり「希望とは全く異なるハウスメーカーを紹介される」というマイナスが大きすぎる。

資料はありがたかったものの、後になって見てみれば「スーモ注文住宅」と内容はほぼ同じでしたからね。

まとめ

スーモカウンターはメリット/デメリットがはっきりしているサービスです。

初期知識を手に入れる意味はあるものの、紹介される建築会社のチョイスには疑問が残ります。

自分でしっかりと選びたいのなら「タウンライフ家づくり」の方がオススメです。

家にいるままで、

  • デザインカタログ
  • 間取り提案
  • 簡単な見積もり

この3つが手に入るため、スーモカウンターよりも手軽に建築会社探しを始めることが出来ます。

【タウンライフバナー】

【タウンライフボタン】

また、「タウンライフ家づくり」について、もっと詳しく知りたい方は以下のページをご覧ください。

参考タウンライフ家づくりの評判|抜群の間取りを提案してもらうための4つのコツを紹介

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