「資産価値の高い注文住宅」は、難しい。
そもそも、注文住宅は「贅沢なもの」なのです。高級ブランドや消耗品と同じ。
建物自体に資産価値は存在せず、どれだけ高級に作っても20年で価値はゼロになります。資産価値を求めるのであれば、
- 建売一戸建て
- 駅近マンション
などを購入するのが正解なのです。
ただ、
「少しでも注文住宅に資産価値を持たせたい…」
と考えているなら、
- ローコストで建てる
- 土地の比率を高める
- 無難なデザインにする
この3つを忘れないでください。
資産価値の高い注文住宅3つの条件
繰り返しになりますが「資産価値の高い注文住宅」を実現するのは難しい。
高級な建具や水回り。建売ならかからない設計料や打ち合わせ代。注文住宅は、住宅購入の中で最も贅沢な選択なのです。
ただ、それでも資産価値を意識するならば、3つのポイントを忘れないでください。
【ローコストで建てる】
→木造建物の評価額は20年でゼロになる。1億円の豪邸も、1000万円の格安ハウスも20年後の価値は同じ。安ければ安いほど良い。
【土地の比率を高める】
→土地の評価額は変わらない。地価の変動はあるものの、建物のように一定率で減少しないため、お金は土地にかける。今2000万円で買った土地は、20年後も40年後も2000万円前後で売れる。
【無難なデザインにする】
→奇抜な家は誰も欲しがらない。100~120㎡の3LDKか4LDKが最も売れやすい。
それでは、1つずつ解説します。
ローコストで建てる
木造住宅の価値は20年でゼロになります。
これは建物の性能や価格に影響しない基本原則です。1億円の建物も、1000万円の建物も20年後の価値は等しく「ゼロ円」になります。
もちろん、近年の住宅の耐用年数はもっと長い。
しかし、不動産価値の観点から見れば「20年でゼロ円」は大原則なのです。そのため、両者を比べてみると、
【1億円の家】
→1年で500万円ずつ価値がなくなる。20年で1億円を"消費"したことになる。
【1000万円の家】
→1年で50万円ずつ価値がなくなる。20年で1000万円を"消費"したことになる。
こうなります。
住宅は、めちゃくちゃコスパの悪い買い物なのです。
土地の比率を高める
建物とは正反対で、土地の価値は半永久的に変わりません。
地価の変動はありますが、時間が経つことで一定減少するものではないのです。そのため、今年2000万円で買った土地は、20年後も40年後も2000万円前後で売れる可能性が高い。
つまり、お金をかけるなら土地なのです。
極論、「田舎に建てた豪邸」と「都会に建てた普通の家」ならば、後者の方が圧倒的に資産価値は高い。
【田舎に建てた豪邸】
→「土地1000万円+建物4000万円」 20年後の価値は土地1000万円。建物価値はなし。
【都会に建てた普通の家】
→「土地4000万円+建物1000万円」 20年後の価値は土地4000万円。建物価値はなし。
注文住宅を建てる人の多くは「郊外に大きな家を建てよう」と考えますが、資産価値の観点から言えば0点なのです。
無難なデザインにする
不動産価値はあっても、欲しがる人がいなければ売買は成立しません。
例えば、以下の2つの家を見てください。
全く同じ場所に、同じ広さで建っていたとすると、資産価値が高いのは圧倒的に前者の「シンプルモダンなベーシックハウス」です。
理由は単純に、
「欲しがる人が多いから」
です。
プロバンス風のヨーロピアンハウスもおしゃれですが、好みががっちり合う人がたまたま現れるかは分かりません。よほど人口の多い街でなければ、ずるずると値下げしていくことになるでしょう。
外観のデザインだけでなく、
【間取り】
→100㎡~120㎡の3LDKか4LDKが主流。広すぎても狭すぎても売りづらい。
【価格帯】
→中古として売るなら4000万円以下が望ましい。それ以上の中古住宅を買う人は少ない。
【立地】
→イメージやハザードマップを確認する。地元の人が避ける土地は存在する。
このあたりを覚えておくことは大切です。
極論、「田舎の1億円の豪邸」なんて、不動産価値は1億円でも実際に買う人なんて存在しないのですから。
資産価値の高い注文住宅は「タマホーム」で建設する
結論から言えば、資産価値の高い注文住宅は「タマホームの家」です。
高級感がウリの「積水ハウス」や、鉄骨で大きな「ヘーベルハウス」でもありません。ローコスト系メーカーとして有名な「タマホーム」です。
理由は非常にシンプルで、
「コスパ抜群の家が、低価格で建てられるから」
です。
「建物は消耗品」と割り切った考え方ですね。
どんな家を建てても20年後には価値がゼロになるのですから「資産価値」という観点から見れば安ければ安い方が良いのです。加えて、明確な売るタイミングを決めておらず、20年以上先になるのならばデザインも自由にしてしまって大丈夫です。
「低価格の家を、良い土地に建てる」
と覚えておいてください。
タマホームならば建物費用が抑えられる
「タマホーム」の坪単価は40万円~50万円です。
大手ハウスメーカーの「積水ハウス」や「住友林業」などの坪単価が80万円~なことを考えると、半額近い価格で建てることが出来ます。
参考までに、以下の間取りの家が諸費用込みで1800万円で建つイメージですね。
タマホームの家は性能も優れている
タマホームの家は、性能も一定水準に達しています。
- 耐震等級は最高の"3"
- 大手と変わらない第1種換気システム
- 選べる水回りメーカー
- etc
などなど、最高の性能とは言わずとも、価格に対してのバランスは他メーカーを圧倒しています。
つまり、コストパフォーマンスが抜群に良いのです。
もちろん、性能を上げたければオプション料金を払うことで、どこまででも上げることは可能です。ただ、「資産価値」の観点から言えば、タマホームくらいの性能レベルが"丁度良い"と考えられます。
何度でも言いますが、性能だろうが外観だろうが、どれだけお金をかけても20年後にはゼロ円です。
タマホームならば好きなデザインで建てられる
20年以上先に売ることを前提とするならばデザインは何でも大丈夫です。
そして、タマホームはローコスト系ハウスメーカーとしては群を抜くデザインバリエーションを持っています。年間10,000棟を超える施工実績があるため、あらゆる要望に答えてくれます。
インスタグラムをチェックするとよく分かります。
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この中に気に入ったモノがなくても大丈夫です。
住宅は建材の組み合わせで出来ていますから、他メーカーに出来てタマホームに出来ないものはほとんどありません。
極論、
「住友林業のこのデザインが良いんだけど…」
とタマホームに持っていけば、タマホームの価格で似たような家をデザインしてくれます。
「良い土地」に建てる
大事なことなので何度でも言いますが、土地の価格は大きく変動しません。
注文住宅を建てる人の"夢"は、
「駅から遠い郊外の土地1000万円に、4000万円の積水ハウスを建てる」
みたいに考えていることが多いのですが、資産価値の観点から言えば最悪です。20年後の価値は、土地の1000万円だけ。
それならば、
「駅から近い便利な土地3000万円に、2000万円のタマホームを建てる」
こっちの方が資産価値は圧倒的に高い。20年後でも、40年後でも、土地の3000万円分の価値は確実に残ります。
ただ、今回は"資産価値"の観点から見ていますが「何が幸せか」は本当に人それぞれです。
「資産価値の高い家を建てる」という考えも、幸せに向かうための行動だと思います。ただ、資産価値だけを考えるならば、築20年の中古建売や、駅近の中古マンションを買った方が良い。
それでも注文住宅を建てるのは、あなたにとっての「コスパ」と「幸福度」のバランスに依るものです。
「郊外の土地に、贅沢な積水ハウスを建てる」のは資産価値から見れば0点ですが、あなたが幸せなら1億円以上の価値があります。
資産価値を考えるのは大切ですが「何が幸せか」を考えるのも忘れないようにしてください。
まとめ
資産価値の高い注文住宅とは、
「低価格の家を、良い土地に建てる」
これが基本になります。
そして、資産価値の高い注文住宅を建てたいのならば大手ローコスト系メーカーの「タマホーム」がおすすめです。
坪単価40万円~50万円の低価格ながら、快適に暮らすための充分な性能を持っています。
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また、タマホームを始めとしたハウスメーカーの見積もりは「タウンライフ家づくり」で簡単に入手することが出来ます。
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などを簡単に届けてくれるサービスです。資産価値の高い家を建てたい方は、いくつかのハウスメーカーから見積もりを入手しておくことをオススメします。
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